いじめについて考える2

ホントにマスコミって面白いよね。

1つ大きな話題があると、どんどんそれを増殖してく。

飲酒運転だって、いじめだって、いまに始まったものでもなく、近ごろ劇的に増えたってわけでもない。ちょっと衝撃的な事件があってマスコミがとりあげだしただけ。

数ヶ月もすりゃ、もういじめの話題とかでなくなるんだよね、きっと。



でも、それを否定はしない。

むしろ、考えるきっかけができたんだから、いいとおもう。

前の日記で上記のように書いた。
けど、考えが変わった。


今のいじめ報道、結果としてはマイナス方向に向かってる、きっと。
これは危惧すべき状況だと思われる。


今の状況
・いじめの自殺者が増えてる!どうしよう?どうにかしないと!とマスコミが騒ぎ立てる
 ↓
いじめてる側の心理と行動
・「オトナが騒いでるけど、うちらのことチクッたらどうなってるかわかるよな?」
 ⇒いじめのエスカレート / 隠蔽化。
 ↓
いじめられる側の心理と行動
・「オトナが騒ぐからいじめがエスカレートする。しかも相談できる人もいないし。」
 「私も自殺しちぇば楽になるかな。」
 ⇒自殺者の増加。
 ↓
・さらにマスコミ騒ぐ。悪循環。いじめ自殺スパイラルへ突入。


ホントに真剣にいじめ問題考えるなら、いったんマスコミ騒ぐのやめなよ。
どーでもいい「高校履修不足」とか言って、話題そらせばいいじゃん。


マスコミが誘発してる弊害、すごく多いよね。