ベンチャーという言葉
”ベンチャー”という言葉。
新卒がまた安定志向とかいっている昨今、、、世間はどうとらえているのだろう?
仕事で「代表取締役」という肩書きの名刺をわたした瞬間、「ベンチャーですか?」と聞かれることがある。
私は、こう言われるのがあまり好きではない。
いつも「えぇ、いちおう。。。」と曖昧な返事をしてしまう。
「(日本のカタカナ語として使われている)ベンチャー」とてもいい言葉だと思う。
ただ、自ら「ベンチャーです」と名乗ることの裏返しとして”甘え”が含まれているように思えてならない。
代表的な大企業、ソフトバンクも楽天もベンチャーに他ならない。
でも、ソフトバンクの社長に会って「ベンチャーですか?」と軽く聞く人はいないだろう。
つまり、軽々しく「ベンチャーです」と言ってる場合、
・サークル的な若いノリ。
・なんだか理解できないけど、きっと斬新なことやってそう。
・少人数でビジネスを立ち上げたばかりで不安定。
・いつ潰れてもおかしくなさそう。
というイメージを含んでいることが多い。
けっきょくのところ「信頼がおけるかおけないか?」ということで言えば「信用できない」ほうに近いニュアンスを含む。
確かに私の会社も、人数はまだ少ない。売上も大手の足元にもおよばない。安定性も高いとはいえない。
ただ、ビジネスに対するスタンス、考え方は、大手と対等・・・むしろ会社のバリューネームに守られない分、それ以上の意識をもち、いつでも真剣勝負でビジネスをしているつもりだ。
だから、甘えを含む「ベンチャーですか」と言われるのが好きじゃない。
初対面で、すでに見下されているみたいで嫌だ。